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2025.10.09
ネクスレジン株式会社との業務提携に関するお知らせ
株式会社JBサステナブル(東京都台東区、代表取締役:宮﨑 明、以下「JBサステナブル」)は、2025 年 10 月9日開催の同社の取締役会の書面決議にて、廃棄卵殻を活用した環境配慮型新素材「SHELLIE」を開発するネクスレジン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:石橋 三枝、以下「ネクスレジン」)と業務提携契約を締結することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1. 提携の背景
世界では毎年約 1 億トンの卵が生産され、そのうち約 800 万トンもの卵殻が廃棄されています。日本国内でも年間約 26 万トンが廃棄されており、その約 8 割が再利用されることなく産業廃棄物として処分されています(出所:ソーシャルグッド Catalyst「卵の殻の廃棄問題と再生利用・アップサイクル事例」[https://socialgood.earth/egg-shell-upcycle/])。
この大量廃棄は、環境負荷の増大や廃棄コストの発生といった社会課題となっています。ネクスレジンは、この未利用資源である卵殻に着目し、最大 80%の卵殻を配合できる独自素材「SHELLIE」を開発しました。SHELLIE は、高い強度と柔軟性、さらに天然由来の抗菌性・消臭性・防錆性を兼ね備え、家電、自動車部品、物流資材、スポーツ用品、生活雑貨など、幅広い分野に応用可能です。
一方、JBサステナブルは、これまでも環境リサイクル事業を強化し、循環型社会の実現を事業成長の柱としてまいりました。
今回の提携は「大量に廃棄されている卵殻を有効活用し、新たな高機能素材として価値を生み出す」「当社グループの販売力と流通ネットワークを活かし、環境配慮型素材を市場に普及させる」という両社のビジョンが合致したことにより実現したものです。
今回の提携により、当社は「SHELLIE」関連製品の販売を担うことで、環境配慮型素材の市
場普及に貢献してまいります。
PROJECT
再生重油製油所運営事業
国内廃油をリサイクルし非化石燃料として再生することで、持続可能なエネルギー循環システムを実現することをミッションとします。
現在、国内廃油の中でも特に外洋船は高い廃棄コストのため、使用済み油を日本国内で適切に処理せず、中国など海外に廃棄しているケースが多く見受けられます。貴重なエネルギー資源である廃油を効率的に回収し、高度なリサイクル技術で再生重油として再利用するものです。これにより、化石燃料の代替となる非化石燃料を供給し、CO2排出量の削減、環境保全、エネルギー循環の促進に貢献します。
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空気から水を作る「AirQua」
「AirQua(エアクア)」は、気温 5 度以上、湿度 40% 以上の空気中に含まれる水蒸気を機械に効率よく吸い込ませ、強制的に冷却する事で水に変えて、その水を活性炭などのフィルターに通すことで飲料水となります。
電源さえあれば、1 日に50リットルから1000リットル以上の水質の良い安全な飲料水を作り続ける事が可能です。
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